古民家の改修工事
夏ごろから少しづつ手をかけていたI様の古民家の改修工事がこの年末にひとまず完了しました。
改修といっても長いあいだ 人が住んでいなかった家なので傷んでいる所の修繕も同時進行です。
蔵と屋根が繋がっていたため常に雨漏りしてる状態が何年も続き腐りかけていた廊下部分は減築しました。
使い勝手が悪かったキッチンは思い切って配置を変え、対面式に。
低く圧迫感のあった天井を高くし、古い梁をあえて見せることで空間にアクセントを。
存在感のある梁は赤茶色に塗りました。
今まで狭い通路からしか行けなかった屋根裏部屋。
荷物を下ろすこともできず困っておられましたが一部を吹き抜けにし大開口に。
そこにこれまた古材の障子戸をリメイクして建て込みました。
白い壁にいきなり現れる赤い丸太梁や障子戸が、不思議とミスマッチにはならずモダンな雰囲気を作り出しています。
今回のI様は福家のHPを見られてその考えに深く共感されたとのこと。
これからも福家のポリシーである「高品質を低価格で」を実践していきたいと思います。
そして、住まいのホームドクターとして永くお付き合いさせていただきたいと思います。
I様、ありがとうございました!